試験を終えて最も驚いたのは、組織内に生まれた圧倒的な「自信の深まり」です。ちょうど4月の新入社員研修にお いて、本試験の知識を得たトレーナーやSVが、新入社員に対して「以前はこうだったから」という曖昧な表現ではな く、「これがこうだから、こう管理するんだよ」と、極めて論理的かつスムーズに指導している光景を目の当たりにし ました。 また、Web試験をバイヤーが一斉に受験したことで、実務に直結する会話と熱いコミュニケーションが本部内で自 然発生しました。店舗から上がってくる品質クレームに対しても、「これは低温障害の症状だ「」今発生している問題 の本質はここにある」と、非常に精度の高い原因分析と情報発信ができています。 新入社員研修への即効性と、バイヤー同士のコミュニケーション活性化 実務経験者であれば、テキストを開いた瞬間に「面白くて一気に読み進めてしまう」魅力があります。自分たちの持っ ている知識の「裏付け」ができる心地よさがあり、後ろに付いている問題集を1~2回解くことで、数時間から2日ほ どの勉強時間で万全な体制で合格ラインに到達できます。一方で、一から学ぶ若手や新入社員にとっては、1ヶ月ほ どかけてインプットすることで、青果物としての特性、産地ごとの貯蔵方法、販売時の鮮度チェック一覧など、売場運 営に活かせる体系的な知識を身につけられる最高の教本です。冬場に寒い中で輸送されたバナナの低温障害リス クや、雨が降った翌日の暑さによるキャベツの芯の傷みなど、すぐにでも店舗に意識喚起を促せる事例が満載です。 ベテランには「答え合わせ」、若手には「一生モノの教科書」 青果物の鮮度を守る取り組みは、小売店だけの努力では決して完結しません。産地直送フェアの際、産地の方が店 舗を視察され、「産地からお店に来るまでの間にここまで変化してしまうのか」と衝撃を受けていたことがありまし た。青果物は、産地から市場、物流と、さまざまな工程を経て、売場に並び、お客様の手元に届きます。ぜひ、他の業 界でも、この試験を「共通の目線」として活用していただきたい。それぞれの工程でバトンを繋ぎ、いかに美しく鮮度 の良い状態で届けるかをサプライチェーン全体で考えるきっかけになるはずです。 今後は、本部だけでなく売場の責任者(リーダー)にもこの資格の取得を広げていきたいと考えています。全店が 「青果鮮度管理士のいるお店」として地域にお住まいの皆様へ強力にアピールできれば、『青果に本当にこだわって いるストアだ』という強固なブランディングになります。 日常の生活にも役立つ素晴らしい内容です。ぜひ自信を持って試験に挑んでください! 「市場に出したら終わり」にしない。よりよい鮮度の商品を届けるために 取材 協力 株式会社東急ストア 青果部販売支援課長 南里様 青果部販売支援スーパーバイザー 田中様 青果部青果バイヤー 川上様 青果部青果バイヤー 田村様 受験後に社内・現場で起きた劇的な変化 4 テキストの印象と業務への活用可能性 5 流通・市場・産地へお勧めするポイント 6 今後の展望と受験者へのメッセージ 7 6 インタビュー動画は こちらから
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=