導入事例

はじめは、コンシューマー向け商品で、加熱が必要な野菜をいかに食卓にのせていただけるか、と考えていました。そこでレンジアップできる袋があることを知り、導入検討に至りました。
業務用カット野菜の加工をしている当社は、根菜の取り扱いもあったため、それを強みと捉え、かぼちゃをはじめ根菜の数品種を電子レンジ対応袋に入れて商品化しました。
販売する過程で、袋のデザインや調理時間など様々な課題もみえ、売り場での意見などを取り入れながら、今回新しく、ルテインかぼちゃを発売することになりました。かぼちゃが選ばれた理由は、非常に硬くカットに手間がかかるため、以前から売上も好調で、顧客ニーズに合っていると確信していたためです。

当社が消費者向けの商品を世に出していく上で、栄養価の高い緑黄色野菜を販売したいと考えていました。売り場で見るカット野菜のほとんどは淡色野菜（もやし、きゃべつなど）が多い中、緑黄色野菜のカット商品は差別化できます。
緑黄色野菜の売価は高いため、業界では敬遠されがちですが、それでも、サプリや野菜ジュースではなく実際の野菜から摂取してほしい、という思いがありました。
展示会で、機能性表示食品を知り、緑黄色野菜の栄養価の高さを知ってもらうチャンスだと思い、ベルグリーンワイズ社へ申請のサポートを依頼しました。今回採用したかぼちゃが栄養素のルテインを多く含む野菜であることを知ってもらい、価値ある野菜を食べていただく機会にしていただきたいと考えています。
機能性表示食品については興味はありましたが、メーカーである当社では進め方が分からなかった中、ベルグリーンワイズ社と接点を持つことで前進できたのは、大変幸運でした。今後も一緒に取り組む中で、業界の情報を幅広く持たれているため、お互いの情報の相乗効果で次の新しい展開に繋がればと思っています。

ターゲットは20～40代男女にしぼり、ベルグリーンワイズ社のアドバイスもいただきながら、目を引くようなデザインを作成しました。裏面は、機能性表示食品の説明文が入るため、表はできる限りシンプルにまとめました。
また、量目は、約１２０ｇで、野菜不足を感じた消費者の方が食べきれるサイズです。

かぼちゃ以外にも、他の緑黄色野菜のカット野菜でレンジアップ商品を販売していきたいです。特にドラックストアでの販路拡大を目指しています。店頭で試食していただくなど、緑黄色野菜のおいしさを伝えていきたいと考えています。