オーラパックを知ったきっかけは、以前より、包材ディーラーの担当者から「オーラパック」を勧められていました。
2016年頃からオーラパックについては知っていましたが、2019年頃から、全国的に枝豆のブランド化も進み、品質保持のために多くの産地が包材にこだわるようになってきました。
今日では、売場に並ぶほとんどの枝豆袋は、機能性の高い包材です。消費者の方も、そのような包材に気付き始め、実際に私も消費者の方から包材について問合せをいただいたことがありました。品質保持だけでなく、フードロス削減の意識も高まる今、「オーラパック」の必要性を感じ、導入に至りました。
久清ファーム様
神奈川県川崎市高津区にて、トマトのタル栽培をされており、久清様のトマトは、味が濃く甘みが高いことで有名です。
川崎は、Jリーグの川崎フロンターレで有名です。夏らしさがある川崎フロンターレのイメージカラーの水色を取り入れました。
今回を機に、ロゴも作成しました。先代から引き継いでいる屋号と自身の名前を入れて「久清(ひさせい)ファーム」です。当農園では、トマトを多く出荷しており、消費者の方の認知度も高いため、ロゴイメージはトマトにしました。
袋の右下には、川崎市のブランドメッセージ「Colors,Future!」のロゴも載せています。また、袋の裏面には、おすすめレシピを載せて美味しい食べ方を提案しています。また、当農園の魅力をさらに知っていただきたく、SNSも始めたため、SNSにアクセスできるQRコードも印刷しています。
消費者の方からデザインについてコメントいただいたり、裏面のレシピについてお話いただくなど、パッケージデザインを変えたことで消費者の方への認知拡大が進んでいると感じます。また、SNSのフォロワーが徐々に増えています。
「オーラパック」袋に入れることで、鮮度面での品質保持においても安心して出荷でき、消費者様への信頼に繋がればと思っています。
当農園は、元禄の時代から続いています。
就農して約20年。当時は、市場出荷のみでしたが、直接消費者が作り手のことを知った上で、野菜を楽しんでいただきたく、私の代から直売所を始めました。
ただ作るだけではもったいない、せっかく手間暇かけて作るなら少しでも地域の方々に知ってもらいたい、味わっていただきたいと思っています。
ちなみに現在は、時間帯に縛られてしまう直売所をやめ、野菜専用の自動販売機を導入しています。地域の方に加え、都内の方などドライブ途中に購入されるお客様も増えました。
農園のロゴを作成したので、今後も「久清ファーム」ブランドとして、品目を増やしていきたいです。また今後は、都市近郊の立地を生かし、観光農園も視野に入れ、果実も含めた鮮度と品質の高い品目をつくり出荷していきたいと考えています。