葉付きブロッコリーは、ダンボールの内袋として2016年頃からオーラパック大袋を使い始めました。現場での鮮度試験を行い、鮮度保持効果を実感したため採用に至り、通年使用しています。
以前から、箱出荷以外に個包装でもオリジナル印刷の袋を検討していました。愛知県田原産ブロッコリーとセルリーの認知拡大を目的に、売り場でのPR・差別化を図るために別注品の袋をつくりました。
JA愛知みなみ田原洋菜部会 様
愛知県南部に位置し、穏やかな三河湾と雄大な太平洋に囲まれ、温暖で四季折々の自然がのびのびとして温かな景観を作る渥美半島。創立53年を迎える「JA愛知みなみ洋菜部会」様は、葉物野菜を中心に生産する農家で結成された部会です。 日々、野菜の美味しさと品質、栽培技術の向上のために切磋琢磨しながら農業に取り組まれています。
個包装のオリジナル印刷は、初の試みです。
デザインは、田原洋菜部会のロゴマークをです。ブロッコリーの花蕾の部分に合わさるよう、デザインの位置にもこだわりました。
また、袋の形状は、一般的な平袋ではなく、角を丸くすることでブロッコリーの形にフィットさせ、売り場できれいに見せる工夫をしています。デザインを裏面に印刷してるため、手を袋に入れてブロッコリーを置き、ひっくり返して入れるため、包装の効率化にもつながります。
先日地域でマルシェイベントを開催しました。マルシェでは、「オーラパック別注品」の袋に入ったブロッコリー、カリフラワー、セルリーと、レンジ調理できる「オーラパックすぐ食べレンジ」袋に入ったブロッコリーを販売しました。
デザインの入ったブロッコリーは、売り場でも目立ち、多くのお客様にご購入いただきました。
そのほかにも、各地イベントで田原の洋菜類を出店するなどしており、全国の消費者の皆様に愛知県田原産の野菜をたくさん食べていただきたいと考えています。
スーパーから個包装の要望もいただいています。今後は、個包装の販売促進や販路拡大も試み、消費者に愛知県田原産野菜の魅力をより多く知っていただきたいと考えています。
オンラインでの情報発信も始めました。
田原洋菜部会のホームページやインスタグラムでは、品目の特徴や野菜の魅力、部会メンバーの活動を発信しています。https://www.instagram.com/tahara_yousaibukai/