今までは、一般の袋を使っており、しいたけは湿度を含むと変色などの劣化が早いため鮮度保持に困っていました。その時に、名古屋の取引先の方にオーラパックを勧められました。お客様には、『食卓に届くまで鮮度を保ったままの美味しいしいたけを食べてもらいたい』という気持ちが強くあるため、実際にオーラパックを使ってみたときに良さを実感したので購入しました。
お客様情報:近藤しいたけ園様
愛知県豊田市下山地区にございます原木しいたけの生産者様です。
水も空気もきれいな大自然中で、昔ながらの原木栽培のしいたけと
「ミネアサヒ」というお米の生産をされています。
HP:https://www.kondoshiitake.com/
暖かい時期に生しいたけを出荷しているため、においと鮮度面での両立ができないかと考えていました。
実際に、常温環境で一般の袋とオーラパックとで3日間鮮度比較テストを行いました。変色抑制の効果や、笠の開き具合など顕著に差が見られました。また、他社製品の鮮度保持袋も使い、実際に試験をしてみましたが、機能面においてベルグリーンワイズ社のオーラパックが効果が高く、コストメリットを感じたため、購入しようと決めました。
基本的には、収穫したその日の内に「売り切りたい」という思いがありますが、時期によっては残ってしまう場合があります。売れ残ったしいたけが翌日に茶色く変色していたら捨てるしかありません。しかしオーラパックに包むことで、鮮度が保たれるため、残ったしいたけを回収してきてスライス乾燥にするなど食材を無駄なく使い切れています。
資材の値段以上の付加価値があると感じているため使っています。
原木しいたけには肥料や農薬は一切使用せず栽培しています。また、時期によってしいたけの栽培方法を変えています。初夏から秋にかけ浸水栽培の生しいたけを販売、春の自然発生露地ものは乾燥しいたけにして他の生産者様との差別化を図っています。自然に逆らったり人工的な環境に頼るのではなく、なるべく自然に頼った栽培を行っています。生しいたけの浸水には、飲み水にもなる湧水を使用したり、植菌する菌もバランスを見て自分なりに選定しています。
今は、環境がどんどん変化してきて、原木自体がとても少なくなってきており、少量の原木を長く使い、経営していくことを考えています。
今ある限られた資源を継続的に活用し、現在自分自身でも木を植えたりしています。
また、原木しいたけ栽培だけでなく、お米や加工食品にも挑戦し、複合的な経営で原木しいたけ栽培を続けていきたいと考えています。