何か生きくらげに適した袋はないかと探していたところ、菌床の販売業者様がオーラパックを使っており、勧められたので使い始めました。また、生きくらげも生鮮食品のため鮮度を長持ちさせたいという思いがありました。
当社では、量目によってオーラパックの商品・サイズを使い分けています。100g用には枝豆用のオーラパックを使用しており、程よく通気性があるため鮮度保持に適している所もポイントだと感じています。
お客様情報:株式会社 日本きくらげ富士山ファーム 様
山梨県の富士山麓の美しい自然の中で「日本きくらげ」の栽培・培養・販売、日本きくらげ栽培指導、きくらげ加工販売等をされている会社様です。
主に、関東の百貨店様や和食屋さんやイタリアン等の飲食店に出荷されています。
7cm以上のサイズ、3mm以上の厚みを有する大きなプレミアム生きくらげのみを「日本きくらげ」と名付け独自のブランドをつくり、手をかけ目をかけ愛情を込めて栽培しています。
当社ではコンテナで日本きくらげを栽培しています。温度・湿度・二酸化炭素を全てIoTで管理しており、コンテナで栽培することによりリスクを分散させ、環境管理がしやすいように設備を整えています。日本きくらげ富士山ファームでは15コンテナあり、年間40tほど栽培しています。また、外部環境で生きくらげの生育は変わり、水の成分が大きく影響してきます。富士山の麓で栽培する当社の商品は、バナジウムを多く含んだ富士山の天然水で丁寧に育てた、世界最高級品質のきくらげです。
「日本きくらげ」は、国産で無農薬のため生で食べられます。
主に、銀座の和食屋さんや、寿司屋さん、イタリアンのお店等に出荷しており、前途のお店では生きくらげを使った料理を召し上がっていただけます。
日本のきくらげの市場は2.4万トンほどありますが、そのうち国産きくらげは全体の3%ほどです。今後は、日本だけでなく海外への出荷も視野に入れ、1,000トンを目指しています。
また、新たな取り組みとして乾燥きくらげをサプリメントにする動きがあります。きくらげはスーパーフードと言われており色々な栄養素を持ち、中でもビタミンDが野菜の中で一番豊富に含まれています。現在、サプリメントのメーカー様と協同し、女性用の食物繊維イヌリンと混ぜて日本きくらげのサプリメントとして発売する予定です。