夏場にサンチュなどの水耕野菜を流通する際、流通過程で傷んでいくのが悩みでした。その悩みを解決するために鮮度保持フィルムの採用を考え、包材問屋様を通してサンプルを試したことがきっかけです。他社製品も含めて何社かの鮮度保持包材で試験をしましたが、オーラパックはとろけや袋内の蒸れなどが抑制され、一番品質保持の効果を感じたため導入しました。
■お客様情報:有限会社耕佑 様
有限会社耕佑様は宮城県栗原市一迫の豊かな自然を活かし、年間を通して安全で高品質な水耕野菜の生産販売、米の生産販売をされています。
水耕野菜は『サラダ菜』『サンチュ』『みつば』『ケール』を栽培。現在ハウスは10棟持たれており、季節に合わせて栽培品目の割合を変えられています。
主な出荷先は、県内のスーパーマーケット様、関東圏の飲食店様、全国展開の大手量販店様などです。
【HP】有限会社耕佑 様
量販店様に対して、“オーラパックを使用しているのでさらに日持ちしますよ”と訴えかけることが可能になり、品質の説得力が増しています。「当社の野菜は棚持ちが良いです」と言うより、「オーラパックを使用しています」と伝える方が、袋にもこだわっている企業として商品価値を高められます。そして、オーラパックは業界内でも広く認知されている商品のためインパクトにもなっています。今回を機に袋デザインも変更し、メッセージ性の強いパッケージデザインになったため、お客様からも好評で差別化できています。
日本は四季が豊かで恵まれた土地ですが、近年の異常気象などで生野菜を食卓に並べることが難しくなりつつあります。その影響もあり生野菜が高級品化しつつある状況です。そんな中、当社では“生野菜を高級品にしない”をモットーに、年間を通して同じ価格で安定供給しています。野菜の価格が乱高下していても安定して手に入る野菜、いつでもフレッシュな野菜を食べられる環境作りを目指しています。
また、社員全員で大切にしていることがあります。当社からすると10,000パック分の1パックでも、お客様にとっては買い物に来られたその日の1パックです。当社の商品1つ1つがお客様との関係を築く一期一会になるため、1つ1つ思い込めて丁寧に流通しています。
当社のテーマは、常に高品質な野菜を作り続けることです。しかし、気温の変動が激しく、季節が予測しにくい今、計画通りに野菜を栽培するのは難しくなっています。当社は大量に栽培しており、県内だけでなく首都圏や関西地方にも出荷しています。遠方の方にも最後まで美味しく食べていただけるよう、高品質な商品を作り、それをお届けすることを大切にしています。