導入事例

私たちFLOWER株式会社は、「手の中にある、1番身近なお花屋さん」をコンセプトに、スマートフォンアプリを通じてお花を購入できるオンラインのお花屋さんを運営しています。忙しい日常の中でも、ふと目に入るお花が心に余白をもたらしてくれる――そんな体験を多くの方に届けたいという想いから立ち上げました。
「花っていいな」と思ったときに、すぐ手に取れる価格・タイミング・可愛さで届けたい。そのために、定期便ではなく、自分の好きなときに好きなブーケを選べるシステムにし、2000円台で送料無料という手に取りやすい価格設定にこだわっています。
「お得でかわいい」をとことん追求した、スマホで気軽に買える花屋です。

当社では、毎日数千件のお花を発送しています。限られた工程の中で鮮度を保ちつつ、“お得でかわいい”というブランドの価値を実現するために、吸水加工や鮮度保持には常に工夫が必要でした。ただ、加工に人手をかけすぎると人件費が増え、価格とのバランスが崩れてしまいます。そんな中で、代理店の方からFPELを紹介され、「これは一度試してみよう」と、自宅で意図的に劣悪な環境を作って比較テストを実施しました。同じ花をFPELあり・真水で試したところ、FPELありの方は水の透明度が保たれ、暑い時期でも鮮度保持効果を実感しました。
さらに、同時期に導入した鮮度保持設備との併用で相乗効果も感じており、一部の花材で設備を使用しない場合でもFPELがあることで品質を補完できる安心感があります。他の手法と比較しても費用対効果が高く、“お得でかわいい”を妥協せず両立するための選択として導入を決めました。

FPEL導入後は、花の水の濁り方が明らかに遅くなり、カビの繁殖も抑えられていると感じています。配送環境が過酷な中でも、花の鮮度が安定していることは大きな安心材料になっています。また、SNSで「FPELを切って水に入れるだけで鮮度が保てるよ」と紹介した投稿が非常に多くの再生数を獲得し、ユーザーのリアルな関心を示す結果だと感じています。鮮度に関する問い合わせやクレームもほとんどなく、「FLOWERのお花は持ちがいい」という声をいただくことも多くなりました。実際に体感してくださるお客様の声は、何よりの励みです。
FPELは、品質面でもお客様との信頼関係を支える存在になっています。

当社の根底にあるのは、「お得でかわいい」を実現するというこだわりです。安さだけではなく、届いたお花の鮮度や見た目、そして1週間飾っても「かわいい」と感じられる品質の高さを重視しています。
毎週の企画会議では、お花の売れ行きを細かく分析し、「なぜこのブーケが売れたのか」「売れ残った花はどう活かすか」などを分単位で検証しています。見た目のかわいさに加えて、届いた後の鮮度も重視しており、初心者の方でも気軽に飾れて長持ちする――そんな“まるっとかわいい”体験を目指しています。

当社は今後も「自分のためにお花を買う」体験をより当たり前のものにしていきたいと考えています。そのためには、配送や梱包の効率化、仕入れ力の強化、企画力の向上など、すべてをユーザー視点で最適化していく必要があります。鮮度保持に関しても、FPELのようなツールを活用しながら、コストを抑えつつ品質の良いお花を届ける体制を整えていきます。お花は生き物なので、常に検証と改善を繰り返しながら、サービス自体も“育てていく”姿勢で今後も進化していきたいです。