当別花卉生産組合は昭和47年に6戸の若手生産者で設立され50年以上の歴史がある道内でも古い産地の一つです。
設立当初は菊やグラジオラスといった花の栽培から始まり、徐々に戸数を増やし令和7年時点で生産戸数80戸、昨年の販売金額は約11億円となり、単市町村の算出金額としては道内1位です。
主な品目としてユリ、かすみ草、ひまわりなど栽培品目数としては約30品目あります。出荷先は道内から九州まで全国へ出荷しており、割合として全体の8割強を道外出荷がメインとなります。当別花卉生産組合の特徴として、ほぼすべての品目が共選として出荷している点が挙げられます。部会が定めた規格をもとに生産者同士で知識を共有しあい、日々切磋琢磨しながら高品質な花を毎年提供することを目標としており、どの箱を開けても変わらないことが魅力の一つかと思われます。