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導入事例

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「FAMP別注品」を導入されて(JAいわて花巻 (花巻農業協同組合)様)
2025.09.12
岩手県 JAいわて花巻(花巻農業協同組合) 様
FAMPでスマートリンドウの鮮度保持期間が延びたと実感しています
#FAMP
#JA
JAいわて花巻(花巻農業協同組合)様にて、FAMPをご採用いただいております。
お客様情報

お客様情報:JAいわて花巻(花巻農業協同組合) 様
HP:JAいわて花巻(花巻農業協同組合)

——— 「JAいわて花巻様」について教えてください。
平成17年11月1日に、湯田町と沢内村が合併し西和賀町が誕生しました。
岩手県西和賀町は、奥羽山脈の山間に広がる盆地で北上川最大の支流「和賀川」の上流に位置しています。
(標高200m~450m)寒冷地である岩手県の中でも冷涼な気候であり年平均気温8.6℃、積雪は平均1.5mを超える豪雪地帯です。
この豪雪を活用した雪室は、花きをはじめとする農産物の出荷施設として利用されています。
西和賀町内には多くの温泉があり、温泉を中心とした観光に力を入れている滞在型リゾートです。
JR北上線の「ほっとゆだ駅」は、日本全国でも珍しい”温泉付き駅として観光客に喜ばれています。
西和賀町は、旧沢内村による「生命尊重」の行政を引き継ぎ、保健と医療、福祉の取り組みが全国的に知られています。
——— FAMPを導入いただきました理由についてお聞かせください。
近年、物流業界の人手不足やコストの高騰などの影響を受け、関東・関西方面へのエアー便での輸送が難しくなってきています。特に花きは鮮度が求められるため、輸送中の品質保持が大きな課題となっていました。エアー便はコスト面の負担も大きく、より現実的な輸送手段として陸送や船便への切り替えが進む中で、鮮度を保ったまま届けるための方法が求められていました。
そうした背景から、信頼する取引先を通じて、特殊な鮮度保持資材であるFAMPの存在を知りました。導入前には市場や仲卸での試験も行い、着荷後の品質に問題がないことを確認し、真空予冷機による冷却に加え、FAMPで花を被覆することで、さらなる品質保持を目指しています。
——— FAMPを導入後の効果や周りの反響についてお聞かせください。

導入にあたっては、関東の市場や仲卸業者、生花店などで試験的に使用し、着荷後の品質に問題がないかを確認しました。その結果、「特に問題なし」という評価が得られ、老化の進行が遅く、従来よりも鮮度が長く保たれているとの声が寄せられました。実際にFAMPを使用することで、スマートリンドウの鮮度保持期間が延びたと実感しています。通常は2日~1週間程度で品質の劣化が見られたものが、FAMPを使用することで約2週間ほど鮮度を保てるようになりました。また、雨の日や湿度の高い時期に花に水分が残りやすく、輸送中に蒸れが起こることで劣化してしまうリスクがありましたが、紙製のFAMPが余分な水分を吸収することで、そうしたトラブルも軽減されています。

——— スマートリンドウの取り組みについて教えてください。

JAいわて花巻では、「スマートフラワー規格」に基づき、実需者の用途に応じたリンドウの出荷を行っています。草丈を短くし、脱葉処理を施すことで加工の手間を省き、選別時のゴミ処理負担も軽減します。

こうした取り組みを通じて、日持ちがし、かつ扱いやすいリンドウを提供しています。FAMPは、そうしたスマートリンドウの価値をさらに高める存在です。鮮度をしっかりと保ち、付加価値の高い花として取引先に届けられるようになったことで、出荷時期の調整がしやすくなり、販売のタイミングにも柔軟に対応できるようになっています。

——— 今後の展開についてお聞かせください

令和6年度の西和賀産スマートリンドウの出荷実績は約70万本です。今後もこの水準を維持しつつ、通常出荷に加えて実需者ニーズに応じた出荷形態をさらに広げていく考えです。これまではスマートリンドウに限定してFAMPを使用してきましたが、今後の反応を見ながら、通常規格のリンドウにもFAMPの活用を検討していきたいとしています。
JAいわて花巻では、西和賀の気候風土を最大限に活かしたリンドウ栽培を継続し、造花ではなく生花を飾っていただけるよう、生産体制を維持しながら、今後も特色あるリンドウの出荷に力を注いでいきます。

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