水耕ではなく土耕栽培での有機野菜を育てるのは、とても手がかかり大変です。その野菜を鮮度や栄養価を失わせずに、美味しい状態で食べていただきたいという思いが導入のきっかけです。小売店向けの店頭に並ぶ野菜向けにオリジナルデザインのオーラパックを採用しています。フィルムを厚くすることでコシが出て、高級感を演出。ロゴマークの家紋は、あえて下にずらし、葉が上に伸びていくようなイメージをつくりました。ベルグリーンワイズ社と打合わせを重ね、ロゴのサイズ、位置にはかなりこだわりが詰まったパッケージに仕上がり満足しています。
柴海農園様
千葉県印西市にて、年間60品目のやさいを農薬・化学肥料を使わずに栽培されています。 また、ピクルスやジャム、糀を使った加工食品も自家製造されています。
こだわりが詰まったパッケージに仕上がり満足しています。商品の容量サイズが大きいため、野菜を分けて使う消費者が多いです。そのため、1回使った後、チャック付きの市販の保存袋に入れて保存するより、残りの野菜をそのままオーラパックの袋に保存することで、鮮度が長持ちしたという声をいただいています。野菜の値段が高くても価値を理解していただいてるため、小売店では、柴海農園の野菜は、人気商品の一つとなっています。
現在、60品目約100種類の野菜を常時栽培しており、その都度良い状態の旬の野菜を詰め合わせて、日替わりのサラダセットとしています。多種の野菜を召し上がっていただく機会を増やしたいため、珍しい野菜、多くの品目の野菜を作っています。また、季節や天候、土壌の状態などでも野菜のコンディションは変化するため、収穫前の品質管理は徹底しています。特に土壌作りが基礎となるため、試行錯誤しながら作っています。
また、通常にんじんは葉の部分を切り落としてしまいますが、あえて切り落とさず葉の部分まで食べてもらうなどして、野菜の美味しさが消費者にもっと伝わるように取り組んでいます。
今後、リトルジェムレタスという小さい結球レタスを商品化し、それを中心とした少量のサラダセットも作りたいと考えています。それに伴うオーラパック袋採用も検討中です。
消費者の方や飲食関係のお客様に、柴海農園の作り手と交流しながら、野菜の質の高さをみていただきたく、農場見学イベントも行っています。
また、農業の楽しさや商流を自身の経験を通して紹介し、より多くの若い就農者が増えることを願っています。