みしらず柿は、11月上旬から収穫が始まりますが、出荷調整のため、脱渋した状態で12月末まで鮮度を持たせる必要があったことがきっかけです。渋柿は、脱渋前の状態で2ヶ月ほど持ちますが、脱渋すると2、3日で軟化が進み、販売が難しい状況でした。そこで、鮮度保持のできる包材を探していたところ、ベルグリーンワイズ社のホームページで、「オーラパック」を見つけ、問い合わせました。
2018.12.11
山内果樹園様
販売時期が延びたことで、年末年始の最需要期の販売につながりました。
山内果樹園様にて、渋柿の貯蔵用として、オリジナル印刷のオーラパックをご利用いただいております。
お客様情報
山内果樹園様
https://www.aizu-city.net/yamauchi/pd_mishirazu.html
福島県会津若松市にて、みしらず柿を主に、りんご(サンフジ)やお米(御山産コシヒカリ、ひとめぼれ)を生産販売されています。
購入のきっかけや経緯を教えてください
「オーラパック」を導入されていかがですか
脱渋後の鮮度の持ちが格段に良くなりました。無包装の柿は、脱渋10日後、可食期間14日間だったのに対し、オーラパックは、脱渋10日後に包装し、低温貯蔵で、可食期間が60日間に伸びました。導入初年度は、規格品の「オーラパック柿用」に手詰めしていましたが、大きな効果を確認できたため、翌年より、機械包装へ切り替えました。販売時期が延びたことで、年末年始の最需要期に販売しやすくなりました。
機械包装を導入されていかがですか
手詰めの頃は、作業スピードが1分あたり7個だったのに対し、正ピロー包装機で自動包装に切り替えたところ、1分あたり40個と、作業効率が大幅に上がりました。機械包装用ロールのデザインは、オーラパックのオリジナルデザインで、中身の良さが伝わるようなシンプルなデザインを心がけました。
商品のこだわりを教えてください
当園のある門田町御山地区の果樹園地帯は日照時間が多く、果物栽培に適した環境です。
みしらず柿は、渋柿ですが、渋抜きすることにより、渋が抜けてとろけるように甘い柿になります。柿の品質にもこだわり、化学肥料の使用をやめ、鶏糞等の有機肥料のみの栽培とし、農薬についても数回に抑えています。