オーラパックは10年ほど使っています。そもそも店頭の棚持ちが悪いと小売りバイヤーに仕入れてもらえないため、鮮度を保つことは大変重要です。当時、資材ディーラーにオーラパックを紹介され、採用を検討し、現場でオーラパックに詰めたしいたけの鮮度試験を行ったところ、しいたけの褐変・変色の抑制効果が高かったことから採用に至りました。
![「オーラパック別注品」を導入されて(月夜野きのこ園 様)](https://bellegreenwise.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/DA789875-1550-4A09-A0E6-1FF8B3B02222-e1606355590207.jpeg)
![](https://bellegreenwise.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/2BE0C5D9-46FF-40D9-BEAD-5097191557C2-e1606270001181.jpeg)
採用後は、廃棄ロス率も改善され、クレームも減りました。
10年前のオーラパック採用当時は、まだオーラパックの認知度も低かったですが、今はしいたけ包装を代表する鮮度保持パッケージとなり、業界でも信頼のおける包材の一つになっています。現在、栽培時や収穫、仕分け時の品質管理も徹底しており、出荷後の鮮度保持は、さらに重要視されています。最近では、包装機を導入し、オーラパックに入ったアイテムを新商品として増やし、さらにお客様の期待に応えていきたいと考えています。
![](https://bellegreenwise.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/41EE25DB-E5B4-4601-B9FD-3C85412D2F98-e1606270714901.jpeg)
昨今、作業効率化やしいたけもロール商品の増加が進む中、当社も作業性効率化の期待と新しいデザインへの刷新のため、機械包装用のロール品を導入することにしました。しいたけは週7トンほど出荷していますが、その一部で包装機を使っており、段階的に包装機への移行を計画しています。また、機械包装の商品には、規格から外れたサイズや形状のしいたけを入れることで、商品の付加価値を上げることにもつながっています。
包装機は、ポリスター社のC700B、計量器はヤマトハカリの機械です。生産施設の増設もしたため、今後は自動計量と自動包装により、手詰め包装の1/2の作業時間で省力化と人件費削減を進めていきます。
新しい別注品については、野菜袋ではまだ珍しいキャラクター印刷で、サンリオ社のキティちゃんデザインのアイテムを作ることになりました。この商品のコンセプトは、しいたけをおいしく食べていただけるサラダ向け商品として導入しています。女性やお子様に好感を持ってもらえるイメージキャラクターと、秋冬のイメージが強いしいたけを夏にも食べていただきたいという思いで考案しました。また、手軽に食べたい、簡単調理したいという要望にお応えし、レンジ調理の簡単レシピも提案しています。
![](https://bellegreenwise.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/BE00DCE8-C008-4F33-B1E0-131043724810-e1606271039159.jpeg)
しいたけの輸出を検討しています。国内では、中国産の菌床が増えている中、しいたけの低価格化が進んでいます。そんな中、健康志向が高まっている海外でも、しいたけは注目のきのこです。安心安全で品質の高い日本産のしいたけをブランド化し、オーストラリアなどのオセアニア、アジアの方々に味わっていただきたいと考えています。
![](https://bellegreenwise.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_1197-e1606355465919.jpg)