生産しているキャベツとトウモロコシの一部を道の駅や小売りの地場野菜コーナーに卸しています。
売り場で販売するにあたり、お客様がご自宅で召し上がるまでの間に、糖度やうまみなどの鮮度を落とさない方法を考えていました。そんな中、知り合いの生産者の方に鮮度保持できるオーラパックを紹介してもらったのがきっかけです。それから商品カタログを見て、レンジで調理できるトウモロコシ用の「オーラパックすぐ食べレンジ」に興味をもちました。
袋の見栄えも良く、お客様にも簡単に調理して食べていただけるというメリットを感じ導入を決めました。
オーラパックを導入したきっかけをお聞かせください
オーラパックを導入されていかがですか
オーラパックとうもろこしは、印刷が入っているのと他にない商品で、売り場でも目立つようになり、お客様に手に取ってもらう機会を増やすことができています。レンジオーラパック13号サイズは、はじめとうもろこし3本用に使用していました。とうもろこしは、事前に糖度比較テストも行いました。オーラパックと一般袋に入れたとうもろこしを1週間置いたところ、糖度が落ちるスピードが、オーラパックの方が遅く、糖度が保たれていました。また、キャベツにも使用してみたところ、鮮度の良い状態が続いたため、小売り向けのキャベツにも使用しています。
事業や商品のこだわり・今後の展開についてお聞かせください
東三河地域エリアでは、「百儂人」という、農業の多様性を互いに認め合い、自分の作ってる作物に対して向き合ってそれに特化している農家コミュニティがあり、そのネットワークを活用して販路を広げたり、商品開発を行っています。私は、とうもろこし儂人として、そのメンバーに参加。とうもろこしは、糖度20%以上を目指して栽培し、贈答用でも出荷しています。
また、食農文化を守るために、百儂人が謳う「ファームドクター(医食同源を提案する儂人)」として、食の安全に配慮した減肥料減農薬にも努めています。キャベツもただ見た目が良いだけでなく、幅広い消費者に安心して食べてもらえる方法で栽培しています。現在、添加物を含まない加工商品の開発も進めており、販路を広めていきたいと考えています。また、愛知県田原エリアは若い就農者も多いため、おいしく安心安全な栽培方法や販売ノウハウなどを継承していきたいです。